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注・・・YTT(Yoga Teacher
Training)
1.きょうこさんがヨガに興味を持ったきっかけは何でしたか?YTT(ヨガイントラコース)を受けるまでに、どのくらいの期間ヨガを続けておられましたか?
日本で必死に働いていた時、過労から体を壊してしまって、精神的にも疲れて、「あ〜私って何の為に生きてるんだろう」と思っていた時に友人に紹介されたのがヨガでした。それまではフィットネスジムに通う程度。ヨガの、エクササイズとは違う「気持ちよさ」の虜になり、カナダ行きを決めて仕事を退職してからは毎日ヨガスタジオに通いました。主にはハサヨガ、元気な時はアシュタンガベースのパワーヨガクラスもとっていました。ホットヨガではありませんが、日本では結構汗をかくタイプのヨガをやっていたと思います。カナダに来てからは色んなスタジオを渡り歩きました。そして最終的に落ち着いたのが今回YTTを受けたスタジオです。ヨガ歴は日本で2年間、カナダに渡航後1年間の計3年間です。
2.YTTは、きょうこさんにとってワーキングホリデーの元々の目標でしたか?それとも何かきっかけがあって、突然受けてみようと思われたのでしょうか?そこに行き着くまでの動機など教えてください。
大学生の頃から英語が好きで、日本での仕事でも時々英語を使っていたので、ワーホリの元々の目標は英語力の強化でした。
YTT受講の動機は、バンクーバーでヨガスタジオに通うようになってから、スピリチャルな面に働きかけるカナダでのヨガに魅了されたことです。YTTが始まる前にソルトスプリング島という島でカルマヨガ(行為のヨガと呼ばれる「奉仕活動」)をした2ヶ月間も、受講を決意する要因になったと思います。ここでは、自然の中でいろいろなヨガに触れることができました。ヨガ=アーサナと思っていた私には目からウロコの経験でしたね。
こうしているうちに、ヨガを通じて、自分の体だけでなく、心もどんどん健やかになっていく自分に気づいたんですよね。こういうヨガをもっと知りたい、勉強したいと思ったのが一つの大きな動機です。
もう一つは、ワーホリの集大成として「英語で何かを成し遂げたい。形になるものを残したい」と思ったことですね。カナダに来た当初に私立のビジネスカレッジでマーケティングを学びましたが「これって結局何になるんだ?」という疑問だけが残りました。自分の大好きな事を英語で頑張ってみたかったのかもしれません。
3.200時間全米ヨガアライアンス認定プログラムということで、コース内容は難しかったですか?典型的な1日のコースの流れなどもあわせて教えてください。
私達の期は月・水の夜と土、たまに日曜という編成でした。月曜はクンダリーニヨガのクラス(一般の方と混ざって)を受け、その後1時間強の講義がありました。水曜日はそれがパワーヨガのクラス後になります。土曜日は朝のハサヨガクラス後、夕方まで講義。また土日は著名なヨギーを招いてのワークショップを受けていることも多かったです。
講義は最初はヨガの歴史や哲学から入り、それから一つ一つのポーズのポイントを皆で勉強し、実際にペアやグループで教え合い、その後アジャストの仕方やヨガティーチャーとしてのEthics(倫理)的なこと、解剖学、最終的にはクラスの組み立て方も学びました。
200時間の中には自分で一般のクラスを受ける時間も含まれていました。その中でポーズの流れやアジャストの仕方、生徒の様子などを観察して、後にレポートを提出するというものです。一般の生徒さんは正直ですし、体の構造や、健康状態もバラバラですので、生のクラスはとても効果的な教材だと思います。YTTの講義と、この自主的なクラスレポートを平行して行っていたので、クラスを受けるたびに新しい発見が毎回あって、とても勉強になりました。
それから、講義とクラスレポートとは別に、宿題が結構ありました。英語が第二ヶ国語の私にはこれが一番くせ者でしたね(笑)。”バガバッドギータ”を読んでエッセイを書くとか…。ネイティブでも難しい文献なので、読んで理解して書くのに何日もかかりました。でもヨガ哲学についてはソルトスプリングでの滞在で少し触れていたので、それが救いになりました。
ディレクターのグロリアの言葉で印象に残っているのが「This is not for us but for you.」。宿題は確かに大変ですが、コレをやらずして、アーサナだけにフォーカスするのは、ヨガを学ぶ人間としてアンバランスだと思います。なので、自分自身のための、意義がある課題と言えますね。
4.クラスはすべて英語で行われますね。きょうこさんは高い英語力をお持ちですが、受講中に言葉の壁を感じたことはありましたか?実際どのくらいの英語力があれば問題ないと思いますか?もし言葉の壁を感じたことがあった場合、それをどのように乗り越えてこられましたか?
言葉の壁…はい。正直いうと、何度も何度も言葉が出なくて悔しい事がありました。「英語がもっと出来たらなぁ」と思う場面はたくさんありました。ある程度のヨガの経験がある方なら講義を「聞いて理解する」ことは可能でしょう。課題も時間はかかりますが、家で辞書を片手にやればクリアできます。ただ、自分が「教える」立場に立った時、ネイティブでも緊張して言葉に詰まるところを、私達がスラスラと言えるはずがありません。嘘みたいな話ですが、「手を上げて」と「足を上げて」すら混同して間違えます。悔しくて家に帰ってから一人でブツブツ練習したりしてましたね。それから、日本語には存在しない微妙な言い回しがあったりもするので、私の場合は大好きな先生の授業を受けまくって、言い回しを「コピー」していました。また、クラスメイトに「この動作ってなんていうの?」としょっちゅう聞いていましたね。分からない事は聞くのが一番です(笑)。YTTを修了した今でも、自分が自信を持ってリードでき、生徒を混乱させないよう、できるだけシンプルな英語でクラスを組み立てるように心がけています。
日常生活に必要な英語力は間違いなく必要です。例えば、誰かと英語で話していてComfortableな程度です。厳しいかも知れませんが、YTTはESLではないので、外国人がいるという意識は皆持っていません。誰も「ゆっくり、分かりやすい英語で」とは考えません。他のクラスメイトの倍以上は予習が必要になるでしょう。ただ、助けを求めれば、皆が手を差し伸べてくれます。なのでTOEICなどではかる英語力というより英語でのコミュニケーション力(聞く話す)が必要なのかもしれません。それから、クラスメイトとペアになって教えあったり、自分の意見を聞かれる場面もたくさんあるので、英語が出来ないからとシャイにならずに心を開いて皆に接する社交性(度胸?)も必要かもしれませんね。
5.先生の人柄、クラスメートの人柄などを教えてください。授業以外にも一緒に行動したりしたことがあれば、それも教えてください☆
先生は3人、どの方も経験豊富でファンキーで立派なヨギーです。アシュラムにいるような厳格な先生像とは異なり、フランクで、でもちゃんとした考えを持っている尊敬できる先生達でした。質問もしやすくて、講義は笑いが絶えなかったです。それ以外にも、ワークショップでは北米中から来る有名な先生に指導してもらう事ができて、いろんな先生のいろんなヨガを垣間見る事ができました。
クラスメイトは24人。ママさんもいれば60代のシニアの女性もいたり、男性もいたりと様々でした。いつもクラスが始まる前にスタジオの前で井戸端会議をしていたのが思い出です。皆でクウォーター(25セント)を出資して宝くじを買ったり、最終日にはクラスメイト宅でホームパーティーをしました。ヨガ以外にも家庭の事、仕事の事、恋の事、いろいろ語ったとってもいい仲間です。今でも都合がつく人たちで週に一度集まって、井戸端会議…ではなく、練習しています。初日に私の横にいたクラスメイトの子に「私は英語が外国語だから迷惑かけちゃうかも」と言ったら「We all help each other」と励ましてもらった事を覚えています。英語の間違いは誰も笑いません。むしろ「Your English is not problem.」といつも言ってくれました。
もう一人の日本人Maikoちゃんとは、YTT中はお互いを教えあう事を禁止されていました(日本語を使うのを避ける為)。それでも、お互いぶつかる壁は同じなので、何度も励ましあってきて、とても感謝しています。クラスメイトのケビンに「君達日本人がいてくれて、とても良かった」と言われた時はとても嬉しかったですね。いろんな人がいるクラスだからこそ、助け合って励まし合うことが自然にできたのでしょうね。
6.コースを受けるにあたって、これは必需品!(もしくは役に立ったもの)と思うものはありましたか?
電子辞書(講義中に毎回辞書を引く余裕はありませんが予習用に!)、日本語のヨガ教則本(もし日本語でヨガを教える予定があるのであれば)、日本語のヨガ哲学本(私は持っていなくて、ネットを漁りました)、英語力、アーサナの知識でなくて経験(体で感覚を覚える)、できるだけ多くのクラスを事前に英語でとっておくこと。
7.約3ヶ月のイブニングコースでしたが、実際授業が進むペースはどうでしたか?(遅かった、ちょうど良かったなど)
また、日中の時間はきょうこさんは何をして過ごしておられましたか?
一人ずつ前に立って教えるようになった時はすごく早い気がして「え?もうやるの!?」と思いましたが、実践はとても大切。今となっては良いペースで学んでいけたと思います。でも、あっという間でしたね。楽しかったので、終わるのがとても寂しく感じました。
平日の昼間はカフェで働いていたので(ワーホリなので)、予習、復習、宿題を仕事の合間にして、仕事が無い時間でクラスレポート用にクラスを受けて…と大忙しでした。でも、自分をみっちりを英語環境に浸らせる事はとても重要だったので、仕事と両立して良かったと思います。
8.ヨガアライアンス認定の際、コースの最後にはテストがあったと思います。テストの内容は毎回変わると聞いていますが、きょうこさんのときはどんな内容でしたか?またそれを受けたときの感想を教えてください。
これがテストだったのか分かりませんが、一人ずつが順番に2つのポーズをつなげたフローを教えていき、最後の人がシャヴァーサナをし、皆で一つのクラスを作るというものだったと思います。その頃までには何度か教える経験をしているので、緊張せずにできました。そのほかにもエッセイなどの提出課題で総合的に判断されているみたいです。
9.無事にコースを修了され、きょうこさんの今後の目標、職業的にも精神的にも目指すところなどを教えてください。
今は親しい友人にヨガを教えていますが、職業として、ヨガを教えるという事は実はあまり考えていません。長期的な目標はヨガセラピストになる事です。現在はアメリカで大きなコースがありますが、いつか大好きなカナダで勉強できたらと思っています。日本で私が経験してきたヨガはフィットネスであったり、ファッションであったりしていましたが、ここで勉強して「Yoga is for everybody」の考えを学んだので、お年寄りや体の弱い方にも楽しんでもらえるような、心と体に優しいヨガを引き続き勉強していきたいです。私自身、ヨガを通して自分を見つめなおし、ヨガに救われた部分が多いので、ヨガを通じて他の人の幸せのお手伝いをできたら最高に幸せですね。
ヨガはLifetime
Practice。これからもずっと続けます。立派な先生である前に勤勉な生徒でありたいと思っているからです。それから、ヨガをきっかけに始めた、有機野菜を中心にしたベジタリアン生活も続けていきたいですね。
10.これからカナダでYTTを受けたいと考えておられる方へのアドバイス、心構えなどをぜひ教えてください。
YTTを受けるにあたって、体が硬いとか、スタミナが無いとか、ポーズが全部できないというのはあまり関係ありません。なぜならヨガは競争では無いからです。ヨガへの情熱と、これまでとは違う世界を、純粋に見て、感じられるキレイな心があれば十分だと思います。一生の宝物になる、本当に良い体験になると思いますよ。
でも、英語は勉強してください(笑)!!
私の尊敬するグルの言葉です。
"Actual
meaning of yoga is to find your true Self with in yourself -also it is uniting
yourself with the Dvine Spark which exists within us. "- Babaji
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