カナダの基本情報
留学に最適な国カナダ
面積 | 909万平方キロメートル(世界第2位) |
人口 | 約3,200万人 |
首都 | オンタリオ州オタワ |
言語 | 英語・フランス語 |
通貨 | カナダドル |
気候 | 以下の表参照 |
時差 | 以下の表参照 |
サマータイム | サスカチュワン州以外は採用 |
税金 | 以下の表参照 |
喫煙可能の年齢 | 18歳以上 |
飲酒可能の年齢 |
アルバータ・マニトバ・ケベック州:18歳以上 |
カナダの州情報と税金
カナダの税金 GST
カナダの税制度は日本とは異なり、物品・サービスの販売ごとにかかる物品サービス税(GST:Goods and Services Tax)と、州税(PST:Provincial Sales Tax)の2種類が課税されます。
人口 | 州都 | 税金 (GST) |
税金 (州税) |
|
ブリティッシュコロンビア州 | 406万人 | ビクトリア | 5% | 7% |
アルバータ州 | 300万人 | エドモントン | 5% | 0% |
サスカチュワン州 | 102万人 | レジャイナ | 5% | 6% |
マニトバ州 | 115万人 | ウィニペグ | 5% | 8% |
オンタリオ州 | 1,167万人 | トロント | — | 13%※ |
ケベック州 | 737万人 | ケベックシティ | 5% | 9.975% |
ニューブランズウィック州 | 76万人 | フレデリクトン | — | 15%※ |
プリンスエドワード島州 | 14万人 | シャーロットタウン | — | 15%※ |
ノバスコシア州 | 94万人 | ハリファックス | — | 15%※ |
ニューファンドランド州 ラブラドール地方 |
54万人 | セントジョンズ | — | 15%※ |
ユーコン準州 | 3万人 | ホワイトホース | 5% | — |
ノースウェスト準州 | 4万人 | イエローナイフ | 5% | — |
ヌナブト準州 | 3万人 | イカルイト | 5% | — |
※ オンタリオ、ニューブランズウィック、ノバスコシア、ニューファンドランド、プリンスエドワード島では、ハーモナイズドセールス税(HST)という制度が導入されており、GSTが加算されません。
時差
カナダの時差
カナダは国土が東西に長いため、サスカチュワン州を除く全てのエリアでサマータイムを採用しています。毎年3月の第2日曜に時計の針を1時間進め、11月最初の日曜に針を元に戻します。
したがって、夏の間は日本との時差が1時間少なくなります。
主要都市 | 時差 | 日本の正午 | |
太平洋岸 | バンクーバー ビクトリア |
-17時間 | 19:00 |
山岳部 | カルガリー エドモントン |
-16時間 | 20:00 |
中央 | レジャイナ ウィニペグ |
-15時間 | 21:00 |
東部 | トロント モントリオール |
-14時間 | 22:00 |
大西洋岸 | ハリファックス シャーロットタウン |
-13時間 | 23:00 |
ニューファンドランド | セントジョンズ | -12.5時間 | 23:30 |
四季
カナダの春夏秋冬
日本人の私たちにとってカナダは“とてつもなく寒いエリア”のようなイメージがありますが、カナダにも四季があります。しかし、カナダの四季は日本とは少し異なり、年間の降水量が少ないため夏は湿気が少なく、さわやかな気候や気温の地域が多いです。
ただし紫外線は日本の7倍といわれ、日本のような蒸し暑さこそありませんが、日差しの強さは厳しいです。冬になると、エリアによっては氷点下30度まで下が流ようなエリアもたくさんあり、厳しい寒さとなります。
以下ではエリアごとに四季の特徴を紹介します。
太平洋沿岸(バンクーバー・ビクトリア・ウィスラーなど)
春 | 晴れて暖かい日が多いものの雨の日は肌寒い。バンクーバー・ビクトリアでは同時期の東京よりも暖かいこともある。ウィスラーやBCロッキーなどの山岳地帯になると春でも雪が降ることもある。 |
夏 | 日中は暑くなるものの、湿気がなくさわやかな日が多い。それでも早朝・夜間は冷え込むこともある。 |
秋 | 秋の訪れが比較的早く、さわやかな日が多い。 |
冬 | バンクーバーは雨が多いが、ビクトリアは比較的晴天が多い。両都市共にそれほど寒くはならず、雪はめったに降らない。ウィスラー、BCロッキーなどの山岳地帯では降雪量が多い。 |
カナディアンロッキー(バンフ・レイクルイーズなど)
春 | 5月上旬までは降雪があり冬の気候が続く。5月中旬に遅い春が訪れる。春でも冬服が必要。 |
夏 | 1年の中で最もさわやかな季節。日中と朝晩との温度差が20度近くある日があるほど寒暖差が激しく、特に雨の日は冷えるので真夏でも上着が必要。稀に降雪もある。山岳気候なので天気が変わりやすく雨具は必需品。晴れた日には紫外線が強いのでサングラスが必要。 |
秋 |
秋の訪れは早く、9~10月でも雪を見ることがある。10月上旬はインディアンサマーと呼ばれ、さわやかな晴れの日が続く。 |
冬 | 10月下旬には冬が訪れる。雪が多く真冬には氷点下20~30℃まで下がることもある。時に“シヌーク”と呼ばれるフェーン現象に見舞われることもある。野外で活動する場合は風情報にも注意が必要で、強風の場合は体感温度が実気温と全然違うため、しっかりとした装備がないと凍傷の恐れもある。 |
中部平原 / 湖岸地方(ウィニペグ・トロント・ナイアガラなど)
春 | 春でも寒い日が多くセーターなどが必要な場合もある。5~6月には夏日となる日もあれば雪を見ることもある。 |
夏 | 比較的さわやかな気候。トロントなどの湖岸地方では高温になることもある。 |
秋 | さわやかな日が多く、湖岸地方やマスコーカ地方では9月下旬から10月中旬にかけて紅葉が最も美しくなる。 |
冬 | 南部は降雪量が比較的少ないものの、寒さは相当厳しい。北部は寒さに加え降雪量も多い。 |
東部大西洋沿岸(シャーロットタウン・ハリファックス)
春 | 春でも寒い日がある。5~6月には夏日になることもある。 |
夏 | 湿度が低いためさわやかで比較的すごしやすい。 |
秋 | 9月下旬から10が中旬にかけて紅葉が美しいものの日中と夜間の寒暖差が激しい。 |
冬 | 雪が多く寒いとはいえ、大西洋沿岸地方は海流の影響で内陸部ほど寒くはない。 |
北部3準州(イエローナイフ・ホワイトホース・イカルイト)
春 | 北部3準州は広範囲にわたるため緯度によってかなり気候が変わる。 |
夏 |
北緯60度から64度までに位置する3つの州都では、夏は日差しが強く気温も15~20℃くらいまで上がる。夏の期間が6~8月と短い。 |
秋 |
ほとんどない |
冬 | 北部の冬は長く厳しく、気温も氷点下20~30℃まで下がるのが普通。厚手の下着やスキー用のマスク、厚手のミトン、ロングブーツなど風を通さない防寒具が必須。 |