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【最新データ】2020年のカナダ留学の実情

スタッフブログ
【最新データ】2020年のカナダ留学の実情

  • 2021.07.16
  • カナダ留学

【最新データ】2020年のカナダ留学の実情

【最新】2020年のカナダの高校の実情!

先日当ブログで公開した2020年の日本人の
人気留学先ランキングに引き続き、
今回は2020年のカナダ留学の傾向を最新データとともに
紐解いていきたいと思います!

前回の記事をまだ読んでない方はこちら

調査を行ったのは前回と同じStudy Travel Networkという
オンライン上で旅行や教育分野のネットワーキングサービスを
提供している組織で、留学エージェントを対象にしたアンケート結果を
ベースにデータを公表しています。

(以下はStudy Travel Networkの調査データ報告を翻訳したものです)
引用ソースはこちら

調査結果

・調査に参加してくれたのはカナダ全土の中の31の高等学校

・調査対象の全31校に在籍する留学生数は総勢7,418名

・1校あたりの留学生数は最も少ないところで29名、最大で1,435名

・前年と比較して2019~2020の1年間の留学生数は0.5%増加

【留学生の年齢の割合】
・11歳以下・・・3%
・11〜12歳・・・2%
・13〜14歳・・・11%
・15〜16歳・・・44%(最大)
・17〜18歳・・・40%

 

【留学生の受講コース割合】
・1年間留学・・・57%(最大)
・最大1年の短期留学・・・19%
・IB等のイグザムコース・・・11%
・サマーアクティビティプログラム・・・10%
・大学準備コース・・・2%
・オンラインコース・・・1%

 

【留学生の滞在方法】
・ホームステイ・・・61%(最大)
・寮滞在・・・27%
・親戚の家など・・・12%

 

【留学生の出身エリア推移】
2014~2015→2019~2020

>北アメリカ:3%→1% (-2)
>ラテンアメリカ:13%→17% (+4)
>西ヨーロッパ:10%→26% (+16)
>中央・東ヨーロッパ:4%→4% (±0)
>アフリカ:1%→1% (±0)
>中東:4%→1% (-3)
>アジア:65%→50% (-15)

 

【国別の国籍比率増減】
2014~2015→2019~2020
>中国:34%→24% (-10)
>ドイツ:4%→12% (+8)
>スペイン:1%→6% (+5)
>韓国:15%→8% (-7)
>メキシコ:5%→6% (+1)
>ブラジル:6%→8% (+2)
>イタリア:2%→4% (+2)
>ベトナム:2%→8% (+6)
>トルコ:1%→2% (+1)
>日本:6%→6% (±0)

 

[考察]

国籍比率はヨーロッパが急上昇

今回はカナダの高校留学に関する最新のデータを
色々と紹介しましたが中でも注目すべきは国籍比率の変化です。
これまでカナダに来る留学生の大半はアジア系の人たちでしたが、
今回のデータを見てもわかるように西ヨーロッパ出身の留学生の割合が
前データと比べて3倍近い数字になっています。

さまざまな理由が考えられますが、筆者はヨーロッパの間で
これまでのように生まれた国の中だけで母国語を使って働くのではなく
共通言語である英語を身につけて世界のどこでも働くことができる
グローバル人材になろうという動きが進んでいるのではないかと予想しています。

人気留学先であるオーストラリアやニュージーランドがコロナ禍の影響で
国境を封鎖したため、必然的に残った選択肢の中からカナダを選んだ人が増えた
という見方もできますが、だとしても西洋の人たちが外向思考になっている事に
変わりはありません。

アフターコロナを見据え、これからもっともっとボーダレスで
グローバルな働き方が当たり前になる世の中が来ることを予想して、
それが実際に数字として表れているのだとすれば、
私たち日本人もこれをうかうかと見過ごすわけにはいきませんね。

 

今後主流となるであろう留学スタイル

コロナウイルスは人々の生活スタイルや働き方といった面でも
世界に大きな影響を与えました。
弊社でも導入していますが、社員がそれぞれの自宅から勤務するテレワークや
ZoomやSkypeといったツールを使ったウェブ会議システムなど
コロナ禍以前には一般的ではなかったことが今や当然となっています。

留学業界にも「渡航できない」「留学が現実的に不可能」という
状況を打破するため、これまでにはなかった
『オンライン留学』というものが登場しました。
それぞれの国にいながら、海外の学校の授業を自宅から受講できるという
まさに画期的なシステムでした。

今回のデータを見ると、昨年1年間で高校のオンライン留学プログラムを
受講した留学生の割合はわずか1%とあります。
しかし、弊社と提携のあるカナダの某語学学校では、オンラインプログラムの
受講者数は世界中で2,000名を超え今や巨大市場になっているというのです。

これまで、その国に渡航して学ぶことこそが大前提の留学の定義でしたが、
渡航することなく自分の部屋から海外の授業を受けられるようになって
根本からその定義は覆されました。渡航しない分経済的なメリットもあります。
その結果として、この先コロナ禍が収束したとしても、
オンライン留学というシステムが無くなることはないと筆者は考えます。

渡航当初は誰もが自分の英語力に不安を抱えているものですが、渡航前に
オンラインプログラムを受講することでその不安を払拭することが可能になり、
さらに大学や専門学校に入学するための入学条件である英語力についても
日本にいるうちから対策して能力の向上を図ることができるので、
必要最低限の期間だけ現地に行くという留学が実現できるのです。

以上のことから、オンライン留学+渡航方の留学という
“ハイブリット型のプログラム”が今後主流になってくるのではないか
と考えられます。

 

まとめ

今回の考察は、あくまで留学エージェントに勤めるスタッフが
調査結果データやお客様からの問い合わせの傾向、そして取引先の方のお話から
推測している一意見ですので、これが絶対に正しいとは限りません。

しかし傾向としてはやはり西洋の人々が以前よりもまして
グローバル思考になっている傾向は確実に存在すると思いますし、
今後オンライン留学を活用したプランが増えるというのは傾向として
十分にあり得る話だと思います。

これまでの既成概念に概念にとらわれることなく、あるものは最大限に活用して
理想の将来のために留学プランを考えていただけると良いと思います!

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