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トロント大学(University of Toronto)~カナダ留学訪問記#13-2

スタッフブログ
トロント大学(University of Toronto)~カナダ留学訪問記#13-2

  • 2020.07.09
  • 学校訪問記

トロント大学(University of Toronto)~カナダ留学訪問記#13-2

こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。

弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」という点について、20年以上前から続く学校訪問の中でも、印象に残っている学校をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのは、先週に引き続きトロント大学です。
トロント大学は世界に名をはせるカナダ随一の名門大学であることは先週からご紹介してきました。

トロント大学って、19歳以上のもの?

日本で大学に通う学生は基本的に高校を卒業後、受験を突破して18歳~19歳で入学をする教育機関ですね。カナダでは特に受験というものはありませんが、年齢的には18~19歳からスタートするという点は基本的に同じです。

そんな名門大学にぜひ進学したい、高校生のうちから世界有数の大学のキャンパスで、しかもこの大学のスタッフが作り上げたプログラムで学びたいという方のために、高校生が参加できるESL(英語)サマーキャンプが存在しています!
公式にトロント大学が企画運営する唯一のESL(英語)サマーキャンプです!
高い意識を持ち、高い英語力を持ち、チャレンジしたいという気持ちを持っている高校生の方には、自信を持ってご紹介したいキャンプを今回はご紹介していきたいと思います。

しかしプログラムのご紹介の前に、まずご紹介したいのがNaoさんという方です。
トロント大学の美しいキャンパス

Naoさんって誰?

僕がトロント大学ニューカレッジで提供されるプログラムと出会ったのは、この方の存在なしには語ることができません。Naoさんとお会いしたのは、まだ彼が前職の語学学校であるコーナーストーン(Cornerstone)で働いておられる頃でした。
実は2004年には僕はコーナーストーンという語学学校と出会っていました。素晴らしい特徴を持った学校だという認識とは別に、今一つ提携に踏み出せない気持ちがありました。これは言葉で表現するのは難しいのですが、素晴らしい点をすごく強調される中で「コーナーストーンの弱みは」という弱い部分を見せない当時の担当者に少し違和感を感じていたからかもしれません。

2004年にコーナーストーンと出会ってから3年が経過した頃に、日本人スタッフとしてNaoさんとやり取りを始めました。2008年2月には日本を訪問して下さって、そこで彼の仕事に対する志の高さや熱さを感じ、また留学の意義をどれだけ深く考えておられるかを感じることができ、コーナーストーンをまず訪問させてもらうことを決断しました。
2008年8月にキャンパスを訪問した際にはNaoさんが出迎えて下さって、キャンパスの案内、全てのスタッフの紹介をして頂きました。2004年の頃に感じた不安はこの訪問で一気に吹き飛び、安心して任せられる環境であり、プログラムであり、スタッフであると感じて、そこから本格的な提携関係がスタートしました。

Naoさんとはその後毎年のように日本やトロントでお会いし、その都度一緒に食事に行ったりコーヒーを飲みに行ったりしています。
こう言っちゃなんですが、見た目はクールな感じの男(笑)なのですが、中身はすごく熱くて人情味があるというか、筋を通すというか、義理人情を大切にするというか、そういう部分を持ち合わせた方です。

この記事を書きながら、「Naoさんとの付き合いももう13年か~」ってしみじみ今までのことを思い出しました。

コーナーストーン時代のNaoさん
出会った頃のNaoさんと僕(2008年2月)

Naoさんとの一番の思い出

これまでNaoさんと何回会って、何回一緒に食事したりお酒を飲んだか分かりません。意外に写真は残ってないことに今回のブログで気づきました。僕がトロントに行った時、彼が日本に来た時にはほぼ毎回お会いしていると思います!

初めてお会いした時から比べると、彼は年が経つにつれポジションは上がっていき、知らない間に学校ナンバー2のポジションになっていました。

そんな中で特に印象深い出来事が1つあります。
見方によっては「それっていいことなの?」というご意見も出てくるかもしれませんが、僕はNaoさんの素晴らしい人間性を見た出来事でした。

ある日、Naoさんから「小谷さん、出張に行きます。◎月◎日、顔出していいですか?」と連絡が届きました。「もちろんです」と答えました。文章も何もかもいつも通りだったのですが、なぜかこの日は「普通じゃない」という感じを受けて、食事に行ったのを覚えています。

「実は僕、コーナーストーンを辞めようと思っています。大好きな学校だし、大好きなオーナーやスタッフ達だし、自分も誠心誠意尽くしてきた学校だけれど、、、、」と、詳細は書けませんが、苦しい胸の内を語ってくれました。
多くの語学学校のスタッフさんは、お仕事を終える当日、もしくは数日前にメールで「一身上の都合により退職することになりました」とご連絡を頂くのが一般的です。もちろんカナダと日本で離れているというのも大きな理由ですが、Naoさんは「小谷さんには顔を見て話したいと思ったから」と出張のタイミングで心の内を話してくれました。
お世話になり育ててくれたオーナーへの恩義や、これまで全身全霊で注いできた情熱の矛先を向ける先など、真面目で真っ直ぐで熱いからこそぶち当たった壁であったと思います。

日本にたくさんあるカナダ留学エージェントの中で、こうして人間と人間の繋がりとして話ができる限られた1人がNaoさんなので、彼がどのような選択をしようと彼を応援するつもりでした。

次の第一歩目、ニューカレッジ

そんなNaoさんが大好きで誠心誠意を尽くしたCornerstoneを離れ、人のご縁から次の就職先として選んだのがトロント大学のニューカレッジでした。間違いなく言えることは、トロント大学の一スタッフとして就職することは簡単ではありません。人のご縁と実力の両方を持っていたからこそ、そのポジションを得ることができたのだと思います。

再会した彼はトロント大学の名刺を持ち、一つの大きな山を乗り越えたようなスッキリした表情で、スッカリNew Naoさんだったように記憶しています。

コーナーストーン時代と変わらず熱心にプログラムの紹介をしてもらい、とても充実した内容をぜひ多くの方にお届けしたいという情熱で溢れていて、英語力が高く、大きな夢に挑戦したいという熱さを持った高校生を中心に、自信を持っておススメしたいプログラムになっています。
トロント大学訪問時のNaoさんトロント大学訪問時のNaoさんと僕

大学なのに、カレッジって何?

Naoさんは、トロント大学の中でニューカレッジというカレッジに所属しています。大学なのにカレッジって「どういう意味?」とよく分からない部分があると思いますので、簡単に説明してみます。

トロント大学って、学生数が多いんです。ダウンタンキャンパス、通称セイント・ジョージ・キャンパス(SG)のArts&Science 学部では4万人以上の学生がいるそうです。そうすると4万人の学生を一つの窓口でサポート、サービス、例えばアカデミックなサポートやメンタル面のサポート、様々なイベント含め、提供することは無理が出てきます。
そこでSGで就学する学生は、出願する時に自分が卒業するまで所属する“カレッジ”も同時に選択するのです。よく言われるのがハリーポッター。彼らはホグワーツ学校の中で、グリフィンドール、スリザリンなどに分かれたように、トロント大学の中で、ニューカレッジ、ヴィクトリアなどに分かれているのです。グリフィンドール、スリザリン両学生がホグワーツ生のように、もちろんどのカレッジに所属しててもトロント大学生です。
各カレッジの詳しい違いについてはリンクもあります。
https://www.artsci.utoronto.ca/future/ready-apply/choosing-your-college

英語ユースプログラム

■プログラム概要
出欠席、クラス内での積極性、クイズ、テスト、またファイナル・プロジェクト(プレゼンなど)により成績がつけられます。終了時に成績表(講師からもコメントあり)、そしてトロント大学からの修了書が授与されます。

初日はオリエンテーションとプレイスメント・テストを行います。授業は翌日からとなります。
ユース英語コースの時間割
午前の時間
朝食後の 10:00~より学生は下記のコースより一科目を受講します。様々なレベルに対応する General English Course と、上級者向けの Academic Preparation Course を開講しています。
午前コース一覧 (必須): 10: 00 – 13:00
■General English Course (GEC: 一般英語)
対象年齢: 12 -18 歳
コース受講期間: 3 または 4 週間
レベル: 初級、中級、上級
英語の全てのスキル、スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、単語力を伸ばせるコースです。英語でのコミュニケーションに自信を与え、よりスムースに、そして正しい文法を用いてコミュニケーションをとれるようにするために、様々な教材、教授法論を用いて就学していきます。

2019 年 7月セッション では 21 レベル開講、
8月セッション は 17 レベル開講しています。

■Academic Preparation Course (APC)
対象年齢: 15 – 18 歳
コース受講期間: 4 週間
レベル: 上級
上級者向けのコース。公立校で用いられる教材をを使用し、様々なグループ・プロジェクトやディスカッションを通して就学していきます。
Pre University Programs にて開講する Advanced Academic Program より英語サポートを行う(文法解説など)Academic コースです。

午後の時間
昼食後の 14:00 ~は引き続き就学をすることも可能ですし、アクティビティやクラブに参加することも可能です。学生は就学かアクティビティ参加のどちらかを選んでいただきます。午後の履修は 4 週間申し込みの学生のみ対象になります。

午後コース一覧 (オプション): 14: 00 – 17:00
■Intensive English Course (IEC: 一般英語)
対象年齢: 12 -18 歳
コース受講期間: 4 週間
レベル: 初級、中級、上級
短期間で集中的に英語を勉強したい学生にお勧めです。コースではコミュニケーション力向上に重きを置き、様々な生徒参加型のグループ・プロジェクトを行います。

■TOEFL iBT Prep (TPC)
対象年齢: 15 – 18 歳
コース受講期間: 4 週間
レベル: 中級、上級
高得点をとるために必要なスキルを学べるプログラムです。テスト対策専門の講師より就学ができ、コース最後の週には模擬試験も受けられます。

■IELTS Prep (IPC)
対象年齢: 15 – 18 歳
コース受講期間: 4 週間
レベル: 中級、上級
TOEFL 同様、高得点をとるために必要なスキルを学べるプログラムです。テスト対策専門の講師より就学ができ、コース最後の週には模擬試験も受けられます。

トロント大学初、オンラインキャンプ

コロナウィルスの影響により、残念ながら2020年のキャンパスで開催予定であったプログラムは全て中止が発表されたのですが、自宅にいながら参加できるプログラムがオンラインで開講されることになりました。
対象:高校生
開講コース:
■IELTS Online Intensive Course
英語力高め、過去に受験経験がある

■Global Citizenship Challenge
英検準1級、1級
グローバルコミュニティに興味がありディスカッションをしたい学生

■Discussions Without Borders.
先生、そして他国の学生と楽しく会話したい学生

開始時間が日本の夜、深夜近くになってしまうのが大変になりますが、(日程や時間についてはお気軽にお問合せ下さい)
この夏、留学を考えていた学生には同年代の学生と知り合えるチャンスかもしれません。席に限りがあるようなので、興味がある場合はお早めにとのこと。

Naoさんのこれらのキャンプの関わり方

Naoさんは参加学生には、「困ったらNaoさんがいる」、って頼ってもらっていいと言いますが、「まずはたくさんいるカウンセラーに相談してみてください。」とも言います。
英語力に不安がある学生、初海外の学生にとってはさらに不安、通じないかもってなると思いますが、そこが留学の醍醐味の一つというか、伝えたいと思って、頑張って伝えて欲しいんです。
そうしたらカウンセラーは全力で助けてくれます。
で、そのカウンセラーがNaoさんの助けが必要だなと思えば、彼らがNaoさんに連絡、対応を協議するとのことです。
ただ、なんか他愛も無いことを、ちょっと話したいなとかあれば、カウンセラーに、「Naoさんと話したい」と言えば、彼らが僕のオフィスまで連れてきてくれるので、いつでも話せます。

トロント大学ニューカレッジに興味を持たれたら

今年はユース用英語キャンプ等はコロナの影響で行われません。しかし2021年6月~8月に興味をお持ちの方にはぜひ2021年1月頃にはご連絡を頂けますと幸いです。大変人気が高くまた募集枠も限られているため、特にトロント大学のプログラムは確実にチャレンジしたい方にとっては早めに座席を確保して頂くのがよろしいかと思います。
世界有数の大学で将来の進路の為に役立てる貴重な夏休みを過ごしたいとお考えの方には、自信を持っておススメしたいです。
ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。
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