この方の留学スタイル
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
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留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
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留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
ワーキングホリデー 語学留学 バンクーバー 友達と Kyokoさん
ワーキングホリデー 語学留学 バンクーバー ホストとクッキング Kyokoさん
ある日、友達とご飯を食べに行きレストランで手にした1枚のフリーペーパー。そこで見つけたのが「ピュアカナダ留学センター」の広告でした。
高校生の頃1週間ニュージーランドに行き、留学というものに興味を持っていたのですが親の反対のもと諦めていました。家に帰り早速ホームページをチェックしていると私の中で長い間眠っていた海外渡航の夢が甦ってきました。ワーホリの事は既に知っていたので行くなら働く事の出来るワーホリでと思っていました。
ピュアカナダほか数社に資料請求しピュアカナダから資料を受け取った時には「ここだ!」と思いました。他社の資料請求もしたのですが一定の枠にはまっていて温かさを感じる事ができなかったからです。ピュアカナダの手作りの資料を読んだ時最終的にカナダ行きを決めました。仕事は3年続けようと思っていたのでカナダ行きを決めてから1年半働きました。 でも目標が出来たので頑張る事が出来ました。
日本にいた頃にも生活の波はあったはずなのですが全く感じることもなく平凡に過ごしていました。けれどもカナダに来て良いことがあれば悪いこともあり嫌でも生活の波というものを感じる事となりました。そんな時にいつも側にいて助けてくれたのはルームメイトであり友達です。その人達のお蔭でくじけそうなときも前に進むことができ、少し強くなれたのではないかと思っています。特にルームメイトのリナとはお互いを高め合っている仲だと思っています。問題があればその都度解決し時には夜中まで話すこともありました。彼女は次の日も学校があるのにも関わらず私の話を聞いてくれました。私達はお互いを尊重し合うことをとても大切だと考えていて学んだ事を共有し、お互いの友達も紹介しあいました。よく仲良かった友達がルームメイトになって仲が悪くなってしまったという話を耳にしますが尊重し合い、理解しようとする気持ちを持っていればそんな事にはならないと思います。自分、自分となりがちなのですが相手の気持ちを考える事を忘れない様にする事が大切だと思います。私がカナダで出会った人達はいつも親身になって私の事を考えてくれる人ばかりでそんな私はとてもラッキーだと思います。
学校&ホームステイの期間も終わり仕事探しを始める事になりました。でも英語のレジュメ(履歴書)の書き方も分からずどうしようかと思っていたのですが以前にホストマザーがホストマザーの仕事仲間を紹介してくれていたのでその人を頼る事にしました。彼はとても親身になって一緒に考えてくれてタイピング、コピーまでしてくれたので後は私の頑張り次第となりました。日本にいた頃からカフェで働きたいと思っていたのでカフェに応募し始めました。
日本語の情報誌を見てもジャパレス(日本食レストランのこと)ばかりが目立ち、なかなか見つける事が出来なかったので自分の足で探す事を決めました。ダウンタウンを毎日歩き周り1日に最低1件は履歴書を出すように心掛けました。でもなかなか良い返事はもらえず時間ばかりが経っていきました。ダウンタウンは歩きつくしたので違うエリアもとことん歩きました。
友達に会うと「Kyokoよりも英語が出来ない友達が決ったのに何で決まらないんだろうね?」と言われ更にプレッシャーを受けました。ストレスが焦りに変わり25件位レジュメを残し「もう駄目かな~」と思いジャパレスにも・・・って心が折れそうだった頃1つのカフェでOKをもらえたのです。見かけもかなり良く「ここで働けるなんて!」ととっても嬉しかったです。小さなカフェだったのでとても働きやすかったのですがこれも長くは続かなかったのです。このカフェで働く事が決まる3週間前にバンクーバーでの1大イベントであるMolson Indy のボランティアをする事になっていたので週末に働いていた私には休みが必要となりました。その事を告げると「問題無いよ」とあっさり休みをもらい次の週に行ってみると「休みを取っていた人が帰ってきたからまた必要になったら電話するよ」と言われ愕然としました。「9月からはもっと入ってもらうからね」という話もしていたのに。「あなたは私を雇ってくれたんじゃないの?」と言ってみたのですが受け入れてもらえずこの時点であっという間に仕事を失ったのでした。
その後知人の紹介で新しいカフェでの仕事が始まりました。お客さんは常連の人が多くとても親切です。仕事仲間の人達もとても良くしてくれるので忙しいお店なのですが楽しく働くことができました。
カナダ東部の旅行はトロント→ナイアガラ フォールズ→モントリオール→ケベックシティー→トロントと移動しました。
トロント
トロントは噂通りビジネスの街で高いビルが多く少し日本と似ている気がしました。世界一高いCNタワーで食べたランチはこの旅行の中で一番美味しかったです。回転レストランなので外の景色を満喫しながら食事を頂くことが出来るのでとても良かったです。
ナイアガラ
ナイアガラフォールズはカナダとアメリカ両サイドから見ることが出来ました。たった50セントを払ってレインボーブリッジを渡るとそこはアメリカ・ニューヨーク州。日本にいた時から行きたかった場所なのであの迫力を生で見た時には感動しました。
ケベック
ケベックはここはフランス(?)と思わせるほどフランスの香りが漂い石畳やブロックごとに綺麗に整列して建っているかわいくも素晴らしい街並みを楽しむ事が出来ました。
そして、この旅行を通じて感じたことは、私にとってバンクーバーが一番の街だということです。バンクーバーは山も海も公園も全てが近くにあっていつも私の心を温めてくれるからです。確かにバンクーバーは垢抜けないという感じなのですが住めば都とはまさにこの事です!!
約1年前にカナダ行きを告げた時に反対もせず送り出してくれた家族に今とても感謝しています。日本にいた時にはあまり考える事のなかった愛情を今とても感じています。これは友達やボーイフレンドでさえ築く事の出来ない愛情です。家族は何があっても私の見方になって私の支えになってくれています。
カナダの家庭では子供に愛情を100%注いでいると感じましたが、今は私も負けないくらい海の向こうから感じています。仕事を失い初めて日本に帰りたいと思った時、日本に電話し心境を話すと「そんなに頑張りすぎなくていいじゃない。焦らずにゆっくり次の仕事を探せば良いのよ」。この言葉でどんなに私の気持ちが楽になった事でしょう。そんな家族がいるからこそ残りの日々も楽しんで一回りも二回りも大きくなって帰国出来る様頑張ろうと思うことが出来ました。
カナダでの生活は1年というタイムリミットがあるので焦ったりナーバスになったりしたのですがそうなっても何も変わる事はないんです。私は自分の事を誰とも比べる必要はないと考えています。“私は私”なのです。それぞれのペースで前に進んでいけば良いと思っています。これからカナダに旅立たれる方には色々な期待や不安があると思うのですが何事にも挑戦する気持ちをもって頑張れば結果は後からついてくると思います。小さなチャンスから大きな可能性をつかんで下さい。
最後に私がカナダで得たものは“粘り強く頑張る事の大切さ、人生を楽しむ事の素晴らしさ、全ての事において可能性がある”という事です。そして私のモットーは“いつも心は温かく”です。